一般的に、多くの不眠症の患者は睡眠導入剤を服用し、症状の改善を図りますが、これは薬への依存性や副作用などが問題となってきます。漢方薬による不眠症の治療には、即効性はありませんが、長期的にみれば熟睡感も得られて副作用の心配もないので、安心して服用を続けることが出来るでしょう。漢方での不眠症の治療は、不眠の原因やストレスに対応出来るよう体の体質改善を中心に行っていきます。例えば、ストレスからくる血行不良により、不眠が起こる場合には、血液の循環を改善するような漢方を服用します。また、夜中に何度もトイレに起きて熟睡出来ないような場合には、排尿トラブルを改善するような漢方を服用するのです。漢方薬は種類や処方が多岐に渡っているので、不眠症の治療として利用する場合には、必ず漢方の専門店にて相談するか、医師の診断を受けて処方してもらうようにしてください。漢方薬は睡眠導入剤とは違い、習慣性や依存性が全くありませんから、安心して服用を続けられる不眠の治療法です。漢方薬の効果は、その人の体質によって異なりますので一概には言えませんが、少なくとも3ヶ月単位の長期服用を心掛けるようにしましょう。もし、その間、不安なようでしたら睡眠導入剤も服用して構いません。だんだんと睡眠導入剤を飲まなくても眠れるようになるでしょうし、漢方薬のみで眠れるようになると、次は何も飲まなくても眠れるようになっていくはずです。